汚れ防止・美観維持
光触媒膜は、有機物汚れを分解し、分解されない黄砂や土ホコリ等は雨で流し落として自浄する『セルフクリーニング作用』を発揮します。
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独自のコート剤ノウハウと二層コート成膜技術により、夜間でも親水性が保持されます。
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強い酸化分解力とこの常時超親水性が両立された触媒膜だから、その相乗効果で優れた『セルフクリーニング作用』が発揮されます。
SEチタンコート膜は、強い酸化分解力で油分を分解・消滅して汚れの付着性をなくし、
さらに夜間の雨でも汚れ分をシッカリ流し落とすから、いつもきれいが維持されます。
防汚処理外壁の経年観察
汚れの防止効果は歴然としており、本当に機能する光触媒として、
その効果が実証され、高い評価を受けています。
防カビ
カビ類は、塗料に含まれる有機成分や、油分や汚れに含まれる有機物を養分(餌)として繁殖します。さらに、湿気はカビの増殖環境を高めるため、建物の北面等日の当らない湿度の高い所で、カビや藻が発生しやすくなる訳です。
光触媒SEチタンコートは、以下の理由で青カビや藻の発生を大きく抑制します。
- コート膜は、ステンレス等の無機材を使ったクリーンルームと同じ、膜全面が『無機膜』となり養分のない状態になります
- 付着してくるカビの餌となる有機物を分解・消滅させる強い『酸化分解力』で、コート膜上を養分のない状態に維持する働きがあります
- 『セルフクリーニング作用』の働きで雨が蓄積汚れを防ぎ、汚れ分の上へのカビが発生を防ぎます
- カビ類は菌糸から胞子に成長して目に見える訳ですが、強い酸化分解力が、付着してくるカビの菌糸の段階で『細胞膜を破壊』します
- 『超親水性』の働きにより、壁面の湿気の乾燥を速めて、カビが増殖し難い環境も作ります。
青カビの経年観察
以上のことから、触媒高活性で強い防汚力を持つSEチタンコート膜上には
基本的にカビが発生し難く、防カビ対策としては最良の方法と考えます。
抗菌・抗ウイルス
触媒活性を起こしている触媒膜上では、付着してくるどんなウイルス・細菌も生きられず不活化されます。(インフルエンザ・ノロウイルス等、大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌等)
何故なら、これらは単細胞であるため、触媒活性の酸化分解により、細胞膜が破壊されることで死に至り、耐性菌もありません。
抗ウイルス試験
助触媒として銅をハイブリッド化させた暗所抗菌型は、より強い抗菌性を示します。
環境浄化・省資源化
触媒膜に付着してくるNOx、SOx等の大気汚染物を分解して、無害化します。 さらに、建物の傷みを抑え長寿命化に寄与することは、産廃となるサイクルを延し、環境への負荷が減って省資源にも繋がります。
維持費削減
下地塗装の保護効果により、塗替えサイクルを大幅に延ばして、後々の維持メンテ費用が減らせます。